オンリーワンプランツ
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土壌改良で根が育ち大きく成長「団粒構造」が作られますLet’s 土壌改良!一番大切なのは、土! どっちが大切?土壌改良VS充実した苗植物を育てるとき、充実した大きな苗を選ぶことと、苗は小さくても育つための土壌を整えることのどちらが植物にとって嬉しいでしょうか?植物を育てる上で、一番大切なのは、実は「根が育つこと」なんです。最初は小さい苗でも、根が育ちやすい環境に土壌改良をすると、小さな苗が大きく成長し、きれいなお花を咲かせてくれます。土壌改良の時期植物の植え替えをするタイミングが、絶好のチャンスです。冬花壇や夏花壇の植え替えの際に、思い切って地上30cmくらいを掘り、柔らかくします。土をほぐすことで、新鮮な空気が土の中に取り入れられます。そこに、赤玉や腐葉土、ガーデン培養土など粒子のサイズが異なるものを混ぜることで、水はけが良く保水性のある「団粒構造」が作られた土壌になります。さらに、その土地に不足している栄養素を「元肥」として、入れ込んであげると、植物を育てるためのベッドの完成です。土壌を改良する時に植わっている木がある時土壌改良をしようと思った場所に既に木や低木が植わっていても、土壌改良はできます。木の根は、地中深くまで伸びているので、地上30cmくらいの、部分的な根であれば、根を切ってしまっても大丈夫です。木の根をよく切れるハサミなどで、きれいにカットしてあげると、新しい根が出て木が活性化され、結果として木にも栄養分が行き届き、今まで咲かなかったお花が楽しめた!ということもあります。005PLANTS

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