プランツカタログ
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18P01香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香香あなたの「こだわり」をオンリーワンが庭で表現します!香りを大切にする自然療法家・ホリスティックセラピスト土屋いづみさんが欲しい庭は? メディカルアロマテラピーやメディカルハーブ、そして身近に自生する日本の薬草について学ぶことができるスクール「Cクリエイティブreative Aアロマroma」を主宰する土屋いづみさんは、4年前に広島市郊外の里山に移り住みました。 「アロマテラピーに使うハーブを自分の手でたくさん育てたいと考えました。消費するだけの生活から、生産できる生活へ切り替えたかったんです」。家を建てようと決めた土地には小さな畑がついており、それを「地球のお庭」と名付け、日常的に使うハーブや、たとえばホーリーバジルのように入手しにくいハーブを栽培しています。 周囲でも目をひくドーム型のログハウスは、カントリーログハウスを得意とするハウスメーカーのもの。「何より先にハーブ畑に着手したので、家まわりやアプローチの植栽はまだ手をつけていない状態です」。 では、そのスペースの植栽プランをオンリーワンがご提案いたしましょう。家の周りのスペースでもハーブを育てたり、香りのある樹木で季節感を味わいたいというのが土屋さんの希望です。里山の豊かな自然に囲まれた環境に馴染み、なおかつ家の顔として存在感を演出できるような植栽デザインをガーデン&ライフスタイルコーディネーターの冨田ちなみさんに考えていただきました。土屋さんが家まわりの植栽に加えたいのはこんな植物ブッドレア ▶ P.43,68,80,128セイヨウニンジンボク ▶ P.49タイム ▶ P.31,70,79,139土屋いづみさん広島市在住。広島大学保健学科卒業。在学中に理学療法士国家資格を取得。理学療法士として病院勤務する中で「香り」がリハビリに効果があることを知り、本格的にアロマテラピーを学び実践するうちに、アロマテラピーでいちばん癒されているのは自分自身であることに気づき、その素晴らしさをより多くの人に広めたいと、アロマテラピーのスクール「Creative Aroma」をオープン。消費するだけでなく、生産できる暮らしを望み、広島市郊外の山里に移り住み、小さな畑でさまざまなハーブを栽培し、それらを生かす暮らしを実践中。ゴマノハグサ科の落葉低木。代表的な蜜源植物で英名では「バタフライブッシュ」と呼ばれる。シソ科の落葉低木で、これも蜜源植物。夏の暑い時期に涼しげな青紫の花を咲かせる。花にも葉にも芳香がある。シソ科の宿根草で、料理にも欠かせないハーブで、薬用にも利用される。基本種のコモンタイムは立ち性だが、匍匐して広がるのクリーピングタイムもある。■家のまわりにもデイリー使いのメディカルハーブを育てる小さな花壇が欲しい。■大きくなる木を1本入れたい。木陰にカフェコーナーをつくるのが夢。■春に花咲く木が1本あると華やかでうれしい。■このあたりには日本ミツバチがいるので、蜜源植物を入れて蜜を集め、蜜蝋クリームを手作りしてみたい。■踏みつけても丈夫なタイムをグランドカバーにして、素足で歩いて感触を楽しみたい。エントランスガーデン土屋さんのオーダー家に隣接する畑ではアロマテラピーで使うハーブを自ら栽培している。伝統的な染料として知られる藍もハーブの1種。抽出液を利用して美しいハーブ石けんに。収穫したハーブはドライにして保存。サロンにはハーブの心地よい香りが常に漂う。ドームの屋根が個性的なカントリーログハウスが自宅兼サロン。家のまわりはまだ手つかずの状態。冨田ちなみさん「vヴィスープルiesouple」代表。ガーデンのみならず家をトータルにコーディネートする空間デザイナー。ヴィスープルはフランス語で「しなやかな生活」という意味。 ※詳しいご紹介はP.168で。デザインを考えてくれたのは…

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