プランツカタログ
12/200
12P01彩彩彩彩彩あなたの「こだわり」をオンリーワンが庭で表現します!永田さんが注目するカラーリーフプランツは?色にこだわるフラワークリエイター・園芸家永田あおいさんが欲しい庭は?スモークツリー ▶ P.60ユーフォルビア ▶ P.55ベロニカ・グレース川野ルミさん永田あおいさん東京在住。玉川大学農学部卒業後、フラワーショップに従事しながらヨーロッパのフラワーアレンジ&ガーデンデザインを学ぶ。フラワーアレンジメントや庭づくりでの必要性を感じ、カラーコーディネーターの資格取得後に「FK style by bigmama」を設立。インテリア&ガーデンの空間に合わせたフラワーグリーン・カラーコーディネートの仕事で活躍。大学で学んだ植物の専門知識や野菜ソムリエの知識を生かしてガーデンアドバイスをしたり、カラーリーフ&ナチュラルマテリアルの色合わせディスプレイでも人気。ウルシ科の落葉中高木で別名「ケムリノキ」が示すように、初夏に咲く花は煙のように全体がふんわりする。黄緑のほか赤紫の葉色もあり、シックで優しい印象。トウダイグサ科に属し、原種は2000種以上に及び、一年草、多年草、低木と形態はさまざま。どれも個性的な姿で、花のない時期も葉を楽しめる。ゴマノハグサ科の多年草で、初夏と秋にはラベンダー色の花が咲く。耐寒性が強く、冬季には葉が美しい赤紫に変わるのが魅力。大分県在住。ガーデンだけでなく「おそとまわり」全体をコーディネートする空間デザイナー。2015年にはアトリエ&モデルガーデン「Original Botanica」をオープン。 ※詳しいご紹介はP.170で。 永田さんが暮らす都内のマンションには、南向きのベランダと西向きのルーフバルコニーがあります。そこにあるのは自宅で使用するハーブや野菜のほか、仕事で必要なたくさんの植物。「教室で使用する植物、撮影用に管理している植物が多く、いつも植物が出たり入ったりの繰り返しです。」 高さのあるファニチャーを利用して、縦の空間をうまく利用しようと工夫しているそうですが、もし仕事抜きでベランダとルーフバルコニーを使えるとしたら…。「フランスの片田舎のブロカントな裏庭に憧れます。ブロカントというのは時間を経て味わいの増した古道具のこと。慌ただしい日々の中、そんな心落ち着ける空間でリラックスできたら幸せだなぁ」。もちろん植物の色合わせについてもこだわりがあります。「季節で花を入れ替えることが多いので、どんな花を置いても馴染むように、庭のベースはリーフプランツがいいです。明るい葉色、ダークな葉色を上手に組み合わせて、狭いながらも立体感のある庭ができたら嬉しいです」。 そこで、永田さんが好きなナチュラルガーデンを得意とする、ガーデン&エクステリアデザイナーの川野ルミさんに提案していただきました。■カラーリーフとハーブだけの空間を背景に、使いこんだお気に入りのガーデン雑貨が馴染むナチュラルな空間にしたい。テイストでいうとナチュラルフレンチ。それも都会風ではなく片田舎のブロカント風が好き。■日常の手入れがらくな庭に。■ホワイト、クリーム、グリーンに無彩色を加えた色づかいで、ややグレイッシュトーンの優しく落ち着いた空間に。■都会ながらミツバチや蝶、ときにはウグイスもくるので、自然を呼び込めるような空間にしたい。ベランダ・ルーフバルコニーverandaroom1room2room3roofbalconyroofbalconytoiletbath roomlivingkitchenデザインを考えてくれたのは…永田さんのオーダー鉢植えでいろいろな野菜を育て、ベランダ菜園も楽しんでいる。
元のページ