ガーデンカタログ
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RYUKYU-琉球ガラスは、昔ながらの廃瓶を利用したもののほかに、原料ガラスを利用したものがあります。今回、ご紹介する琉球ガラス手洗・洗面ボウルの素材は、廃瓶ではなく原料ガラス。珪砂(けいしゃ)と呼ばれる砂を主原料に、ソーダ灰や石灰などを混ぜ合わせて作られています。さらに、この原料に一酸化コバルト(青色)、酸化銅(水色)、二酸化マンガン(濃紫色)などの着色剤を調合し添加。1300℃の高熱で一晩かけて溶かしたものが、色ガラスの素地になります。沖縄の息吹を表現する、豊かな色彩。南国の自然を写したような鮮やかな色彩、ゆったりとした時間が溶け込んだような気泡。廃瓶を再利用することからはじまったガラス作りは、ほかのどの土地にもない琉球ガラスの個性となって、独自のスタイルを確立しています。戦後まもない頃に比べて、原料の品質も技術も格段に進化した現在も変わることなく受け継がれている、それは職人たちのこだわりです。琉球ガラス溶け込んでいるのは、沖縄の自然と時間。380

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