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春から始める庭づくり 〜さみしいお庭を『下草』で賑やかに!〜
だんだんと暖かくなってくると気持ちも外に向かっていきます。植栽の植え付けに最適な春だからと、シンボルツリーだけのさみしい庭を何とかしたい方も多いのではないでしょうか。今回は、春から始める庭づくりとして、お庭の足元を彩るオススメの下草プランや植え込み方などをご紹介します。
庭づくりには欠かせない「オススメ下草プラン」5選
家を建てた際に植えたシンボルツリーだけしかないさみしい庭を何とかしたいとお考えの方にオススメなのが、お庭の足元を彩る「下草」の追加。樹木ほど植え付けに手間が掛かないので最初の庭づくりとして取り組みやすいです。
せっかくの庭づくりだからアレンジの効いた組み合わせの下草を取り入れてみませんか。オンリーワンクラブが選ぶ5つの「オススメ下草プラン」をご紹介します。
半日陰の庭を季節の花で明るく飾る
「ブリーゼ 下草 コデマリ」
半日陰環境を明るく魅せる白花や斑入り葉を組み合せたセット。早春の寒い時期からクリスマスローズがうつむき加減にその花を咲かせ始め、春にはコデマリの小花が枝垂れる枝に咲き、初夏にはクチナシが甘い香りを漂わせます。
① コデマリ
② クリスマスローズ
③ フッキソウ
④ クチナシ
⑤ ハツユキカズラ
早春から秋まで絶えない花が魅力
「エレガント 下草 アガパンサス」
白い斑入りが美しいノシランの大株が見応えのある空間を演出し、早春から後を追うように次々と花が咲くシンプルで飽きのこないプランです。
① アガパンサス
② クリスマスローズ
③ アジュガ
④ ギボウシ
⑤ ギボウシ(斑入り)
⑥ ノシラン・ビッタータス
足元を明るく華やかに
「ブリーゼ 下草 コーラルベリー」
低木やツル性植物など、どれも明るい葉色の品種を集めました。春にはバイカウツギやコーラルベリー、冬から春にかけてはガーデンシクラメンが庭を彩ります。
① コーラルベリー
② ガーデンシクラメン
③ フウトウカズラ
④ バイカウツギ・モックオレンジ
⑤ ヤブラン(班入り)
モダンな印象の葉形と葉色で、おしゃれに
「シック 下草 ゴンフォスティグマ」
シルバーカラーやブロンズカラーなど特徴的な色をうまくまとめたおしゃれなセットです。常緑植物なので1年中庭を彩ります。
① ゴンフォスティグマ
② アジュガ・チョコレートチップ
③ ヒューケラ(緑)
④ ヒューケラ(銅葉)
⑤ カレックス(銅葉)
和の景色を作る定番組み合わせ
「和(なごみ) 下草 マンリョウ」
和モダンや日本風な庭に最適なセット。常緑なので季節問わず緑であふれ、冬にはセンリョウやマンリョウの実やツワブキの黄色い花が楽しめます。
① マンリョウ
② ツワブキ
③ フッキソウ
④ センリョウ
⑤ シャガ
⑥ コクリュウ
はじめてでもカンタン!下草植え込みマニュアル
植え込み前にこれを準備
培養土
ホームセンターなどで市販されている花用の園芸用土。掘り上げた土に加え、花壇の土を植物に適した用土にします。
ホース
植え込み終了時は、水やりをたっぷりすることが大切なので、長いホースがあると便利。
シャベル
花壇に植物を植え込む際、穴を掘るときに使用します。
ジョウロ
小さなポット入りの植物が届いた際の水やり、花壇の水やりに使用。はす口のジョウロのほうが水がまんべんなく、やさしく注げます。
剪定バサミ
届いた植物の枯れた枝や葉を取り除く際に使用します。
麻ひも
つる性の植物の誘引に使用。門扉やフェンスなど、絡める場所の色になじむ麻ひもを選んでみては。
1. 植物の準備
ポットの植物の準備
枯れた葉っぱを取り除き、種類ごとにまとめておく。
直前に水やりをすると、根株が崩れやすくなるので注意。
POINT
・植え込む直前に水やりはしない!
2. 土作りをする
地面を20cmほど掘り起こし、掘り起こした土に同量の培養土を混ぜ込んで穴に戻す。
地面が盛り上がる状態にします。
POINT
・用土は地面の高さから盛り上がるようにたっぷり入れる。
3.配置を決める
ポットのまま置いてバランスのよい配置を決める。
POINT
・奥から手前に、草丈の高いものから低いものを置いていくのが基本。
・手前から奥に向けて土を盛り上げておくと、植物の顔がよく見えるように配置できます。
ポットの植物は、やや手前に傾けて植え付けます。
4. 植え込み
① ポットから植物をそっと抜き出す。
② 絡まっている根を軽くほぐして発根を促す。
③ シャベルで穴を掘り、根鉢を入れる。
④ 用土で穴を埋め戻す。
POINT
・根を切らないようにていねいに作業する。
・植物の株元と地面の高さが揃うように埋めて!
5. 誘引と水やり
① つる性植物の場合は、つるを誘引する。
つる性植物のつるを門柱に絡めるように誘引し、麻ひもで固定しておきます。
POINT
・麻ひもを強く縛りすぎると、茎が傷んで吸水できなくなり、植物がそこで枯れてしまうこともあります。
ゆるめの8の字に結ぶのがおすすめ。
② 植え込み後の水やりは、土にたっぷりしみ込むまで!
植え込んだ直後に水やりをします。その際、十分すぎると思うくらいたっぷりと水を与えることが大切。ホースの先をつぶして水流を弱めながら、花壇全体にまんべんなく水を注ぎます。時間にすると5分くらい水を与え続けてください。水やりすることで、地面が締まり、植物がしっかりと固定されます。
6. 完成
植え込み直後は隙間が気になりますが、生長するにつれボリュームもアップしていきます。
プランツカタログでは、この他にもユニークな植栽をラインナップしております。個性豊かで魅力的なオンリーワンアイテムを皆様の素敵な庭づくりに是非ご活用ください。